secret 45 終業式と保健室

恥ずかしくなるくらいに、濡れてた。
私と先生の指にぬるぬるとまとわりつく愛液。
先生が指に力を込めて、私の指と一緒にナカに入っていく。
「んっ、ぁ…っ」
ぐちゅぐちゅ……水音を立てて指が飲みこまれていく。
ナカは熱くって、どうしようもないくらいに蜜を溢れさせてて。
自分の指にさえ敏感に感じてしまう。
「っ……は…ぁ…、ん……」
「……大洪水だな」
口元を歪めて、先生が呟く。
恥ずかしくって、顔が熱くなる私を見つめながら、先生は指を動かした。
「ほら、実優も動かさなきゃだろう?」
先生の指が奥に入っていく。
私の指は――――一瞬止まったけど……先生の指を追いかけるように奥に進んでいく。
クチュ、クチュッ。
卑猥な音と、私と先生の指が私のナカでバラバラに動いて、
「あっ、……ゃ……ぁんっ…」
ガクガク腰が震えた。
「ほら、ここが実優の一番感じるトコロ」
先生が誘導するように私の指を、膣壁に押し付ける。
「っ、あっ、あんっ」
強い刺激が走る。
でも、指が勝手に刺激をさらに求めるように、動いてしまう。
そして先生の指は奥を突き刺すようにグチュッ、グチュッ、と抜き差ししてくる。
「もう一本、入りそうだな」
「…ぇ、あっ……んっ! ……だ、めぇッ」
先生の指がもう一本追加されて激しくナカをえぐってくる。
「なにがダメなんだ? お前の指だって、動きまくってるだろ?」
笑う先生の艶っぽい声さえ、ゾクゾクしてしまう。
先生の言うとおり、私の指は先生の指に動きを阻まれながらも気持ちいいトコロをずっとかき回してる。
「っ…は、あぁんっ……せ、んせ……ぇ」
ぐちゅぐちゅぐちゅ。
ずちゅっ、ずちゅっ。
「あ、ひゃ…んっ!! だ……めぇッ!! イ……、イ…っちゃ…うっ!」
快感の波がせり上がってきて先生の指も、私の指もさらに激しく動いて
「ぁ!! んっ、あ…ンンっ!!!!」
三本の指をギューっと締めつけて、絶頂に達してしまった。





「もうイッたのか?」
アソコと、身体をぴくぴく痙攣させてる私を、先生が薄く笑う。
「……だ…って…、ぁあんっ」
三本の指はまだナカに埋まったまま。
私はもう指を動かしてないけど、先生の指はゆっくりナカをかき回してる。
「……っあ……ふ…っ…ん…っ」
気持ちいい。
自分のナカが暖かくて、ヌルヌルしててその感触も気持ちいい。
先生のゆっくりとした動きも気持ちよくってイッたばっかりの身体の芯がドロドロに溶けてくみたい。
「実優。ちゃんと、指動かせ」
そう言って、先生は指を抜いた。
二本の指がなくなって、一本だけ残った私の指。
でも、それだけじゃ、足りない。
「せんせ……、……んっ」
もっと欲しい、って言いかけた私の唇を先生が塞ぐ。
さっきまで私のナカにあった湿った指は胸の蕾をぐりぐりとこねだした。
そしてもう片方の手も胸を弄りだしたから堪え切れなくって、ずぶずぶ……二本指を、自分のナカに挿れた。
ねっとり絡みついてくる先生の舌に蹂躙される。
胸も強く揉みしだかれて、蕾をグリグリ摘まれて身体が何度も跳ねてしまう。
グチュグチュグチュ。
ナカをかき回したり、抜き差ししたり快感を少しでも得たくって自分で自分を弄る。
「っ、んあっ……ふ、ぁ…んっ」
「実優……気持ちいいか?」
唇から離れて行った先生の唇が、耳に押し当てられて、囁きをこぼす。
「んっ、き、もち……いぃ……っ」
ふっと笑う先生の息が耳にかかるだけで、イッてしまいそうになった。
「あっ、ん……、あ、あ…っぁ」
先生の舌が耳の孔を舐めてきた。
孔の輪郭をなぞるように舌が這う。
耳からゾクゾクって快感が全身に走って、ぐちゅぐちゅ、三本ナカに挿れた指を激しく動かした。
でも……
「せ、せん…っ……せい」
指を動かしながら、空いたもう片方の手で先生の肩に触れる。
「なに?」
ぺろり、先生が耳を一舐めして、訊いてくる。
「せんせ……、んっ……」
自分のいいトコロをつきながらジュプジュプ水音をさせながら先生を見つめる。
「なんだよ、実優」
まるで、全部見透かしたようにニヤリ笑う先生。
でもそんな先生に私はねだるように腰を揺らす。
「足りないっ、のっ」
「なにが?」
ぐちゅぐちゅ、ナカを激しくかき回す。
でも足りない。
気持ちいいけど。
「奥まで…っ……届かないん…だも…んっ」
どうしても、私の指じゃ最奥まで届かなくって。
もどかしくって、泣きそうになる。
「ふうん」
必死に言ったのに、先生はそれだけしか言ってくれない。
「せんせいっ」
「なんだよ」
「………挿れて? っ……、せんせぇ…っ。お願い…だからっ」
いまでも十分気持ちいいのに、でも足りなくって苦しくって、涙目で叫ぶと。
先生はようやく
「んなに、挿れてほしいのか?」
って、言った。
うん、ってカクカク首を振る。
「じゃぁ、コレ、口でつけろ。そしたらすぐに挿れてやるから」
黒い笑みを浮かべて先生が私に見せたのは四角いもの。
コンドームの袋だった。
私はイヤ、なんて思う間もなくそれを手に取った。
先生は私から離れて、胡坐をかいて座る。
ゴムの袋をぎゅっと握って、ドキドキしながら先生のズボンに手を伸ばした。
ベルトをカチャカチャと外して、チャックを開ける。
ボクサーパンツをずり下げると勢いよく先生のモノが飛び出してきた。
赤黒くて、ピクピク脈打った、硬くて太いモノ。
天井を仰ぐように反り返っているそれは卑猥でグロテスクで、それなのに触れただけで、私のナカからじゅくじゅく蜜が溢れだすのを感じる。
もう何回も先生のでイカされてるから、早く入れたくてたまらなくなる。
でも……同時に、もっと触ってみたいって
間近で初めて見る先生のモノに触れて思った。
そしてぺろり、先端を舐めた。
「……っ」
じっと私の行動を眺めていた先生から、ほんの小さな呻きが漏れた。