secret 4 はじめまして、なのに?

「やっ! あっ! だめっ!!! んんんーッッ!!!」
ジュプジュプと指が激しく出し入れされる。
突起も吸いつくように舐められ、弄られる。
「やぁ!!!! だめっだめっ!!! あっあっあー……っ!!」
急激に下肢部から全身に駆け巡ってくる快感。
ぐちゃぐちゃ。
卑猥な粘着質な音を響かせながら、『先生』の指が私の中をかき回して、
ぐちゅん――――強く突かれた瞬間、
「やーーーーー! あーッ!! んんッ!!!」
私は呆気なくイッてしまった。
「っ……はぁ……はぁ……」
アソコから指を引き抜かれビクンて揺れてしまう身体。
もう立ってることもできなくってずるずると床に座り込んでしまう。
「気持ちよかった?」
『先生』も座り込んできて、私に視線を合わせて笑った。
私はなにも言うことができなくってただ『先生』を見つめる。
「じゃぁ―――。そろそろいいか?」
カチャリ、ズボンのベルトをはずす音が響いた。
ダメ。
そう言わなきゃいけないのに、出てきた『先生』のモノに目が奪われる。
処女じゃないけど、一人しか経験がないんだけど『先生』のがおおきいってことはわかった。
「処女じゃないみたいだし、大丈夫だろ」
先生は床に胡坐をかくと私を足の上に乗せた。
「腰浮かせて」
見つめられたまま命じられる。
だめだってわかってるのにアソコが疼いて埋めてくれるものがほしくって。
でもやっぱり躊躇いながら、ほんの少しだけ腰を浮かせた。
『先生』のモノがアソコにこすりつけられる。
ぬるぬると私の愛液で熱くなぞられる感覚に吐息がこぼれる。
「いれるぞ」
グッと固いモノがおしつけられて、ほんの少し入りかけた時―――――。
ピンポンパンポン――――。
校内放送の合図らしき音が鳴り響いた。
突然の音に私たちは動きを止める。
『古文の松原先生、松原先生。教頭先生が探しておられます。至急職員室へ来てください』
「…………チッ」
アナウンスのあと、数秒して舌打ちが聞こえてきた。
どうやら『先生』は松原というらしい。
「あーあ。あとちょっとで入るのになー」
ため息混じりに松原先生がぼやきながら、先生のモノで何度も割れ目をなぞる。
でもため息ついているくらいだからイれる気はなさそう。
「残念」
そう言うと松原先生は私に軽くキスをして私の身体をそっと床に下ろした。
愛液がつーっと太ももを流れていく感触がして、ひどく寂しい。
助かったのに―――残念、だなんて。
「なぁ。ケータイ」
手早く身支度を整えた松原先生が手を差し出してきた。
「え?」
「ほら、早く。教頭うるさいんだよ。時間ないからさ」
急かされて慌てて携帯を渡すと、松原先生は慣れた手つきで赤外線通信をしたようだった。
「連絡する」
じゃあな、気をつけて帰れよ。
『教師』らしい言葉を残して松原先生はあっさり去って行った。
「…………」
な、なんだったんだろう。
松原先生が出ていって少ししてようやく私は我に返った。
まだアソコは物欲しげにジンジンと疼いている。
でもしょうがないから、ぬれまくってるパンツを履いて帰宅した。

『連絡する』

って本当かなぁ……なんて考えながら。