secret 3 はじめまして、なのに?

どれくらいキスしてたのかわからない。
お互いの唾液が銀の糸をひいて、プツンと切れるのを私はただぼうっとして見てた。
「あっんっ!」
とろけるような熱いキスが終わったと思ったら今度は急に別の感覚が襲ってきた。
いつの間に脱がされてたのかブレザーは床に落とされてて、ブラウスのボタンは胸が見えるくらいまで開けられてた。
チョコレート色の生地にピンクのフリルがついたお気に入りのブラジャー。
それをずらされて、あらわになった胸に『先生』が唇を寄せていた。
舌で胸の蕾を舐められて転がされて。
「っあ! やっ」
「乳首、弱いんだな」
舌を這わせたまま、『先生』が目を細める。
ちゅ、と口に含まれて吸い上げられる。
もう片方の手はコリコリと存在を主張するもう片方の胸を揉んでいる。
逃げれる状況なのに、身体に力が入らなくって、ただ愛撫を受け入れるだけ。
「やっあっ! ンン! ……ッアん」
軽く蕾をかまれて、びりびりと背筋に電流みたいなのが走った。
「お……ねがい……。やめて……くださ…っ……ンッ……ッあ!」
身体を駆け巡る甘い快感に流されそうになるけど、ぎりぎりでつながった理性でどうにか『先生』に許しを請う。
「やめて? こんなに感じてるのに?」
意地悪く目を細めて『先生』が見つめてくる。
私はただ首を横にふるしかできなくって。
そんな私に『先生』が軽くキスしてくると、耳元で囁いた。
「じゃぁ、濡れてなかったらやめてやるよ」
言うなり、スカートをまくしあげられて、パンツの中に手を入れられた。
「っひゃ!!」
クチュ―――。
ビクン、と身体と、アソコが疼く。
『先生』は私を見つめたまま割れ目を浅く触る。
くちゅくちゅ……。
卑猥な水音が静かな室内に響いてきて顔が熱く、真っ赤になっていくのが自分自身わかった。
「すごいぐちゃぐちゃだけど?」
『先生』は妖艶に口元を上げる。
「感度いいね、実優」
どうしようもないくらい濡れてるのなんて知ってるから恥ずかしくて顔をうつむかせた。
「可愛いな」
クスっと『先生』が笑ってアソコから指が離れる。
それに少しの寂しさを一瞬感じてると『先生』が屈んで、そしてパンツを引き下ろした。
「やっ!」
「実優、濡れてたんだから動くなよ?」
従う必要なんてないのに凛とした声で言われると何故か動けなくなってしまう。
『先生』にパンツを脱がされる。
『先生』に左のふとももを持ち上げられる。
バランスを崩しそうになって壁に後ろ手をついて支える。
その間に『先生』は私の中心に顔を埋めた。
ちろり、『先生』の舌が割れ目を滑る。
「っんっ!」
生温かい刺激にギュッと目を閉じて堪える。
『先生』の舌は2、3度割れ目をなぞるとその突起に触れた。
「ヤッ!!! あっ……んんっ!!」
尖らせた舌で突起を突かれ、舐められて身体がどうしようもなくビクビク跳ねちゃう。
クチュクチュ。
水音を立てながら、舌が割れ目をなぞって、その中に入り込んでくる。
「っああ! やっ、だ……だめっ……あ……ンッ!!!」
ぶるぶると腰が震えてしまう。
膣内を味わうように動く『先生』の舌。
「あっ……ああんっ! っは……」
そして舌が突起に戻ってきた瞬間、ずぶりと『先生』の指が2本同時に入ってきた。