secret 15 お昼休みは、波乱万丈!?

「ん……やぁ!!!」
突然下から激しく突きあげられた。
それまで黙っていた先生が強く激しくバシッバシッと腰を打ちつけてくる。
「ッあっ!! だめぇ……っ!!! イッちゃうッ!!!」
刺激の波が倍になって襲ってきて私は声を抑えるのも忘れて、叫んでイッてしまった。
「……ッ! だめだめ!!! やぁッ」
それなのに、突きあげが止まらない。
ジュプジュプ、音をたてながらグイグイ最奥を突きさしてくる先生のモノ。
「イク寸前でひるんだ罰」
熱を帯びて掠れた先生の声が耳元でしたけど、強すぎる刺激になにも考えられない。
もう自分の力で身体を支えることができなくって
身体がイッてからずっと痙攣してて。
パシパシッ。
肌と肌がぶつかる音が響いてて二度目の波はすぐに押し寄せてきた。
頭が真っ白になっていくのを感じながら、私は先生の肩口に口をつけて声を押し殺した。
「………っ……ッ、……ぁ……イ……く……イッちゃう、……また……ッ……ぁぁっ」
先生にしがみつく手がぶるぶる震えてしまう。
「悪いが我慢しろ」
突然そう言った先生が私を突きさしたまま床に倒した。
右足を折り曲げられて抑えつけられ、左足を大きく開かれて、上から突きさすように先生のモノが私のナカを激しく犯す。
グチュ、グチュッ!!
「っあ、…あ……っ、や………っ!! ぁ…!!!!」
ナカをえぐるようにこすられて、私は目の前がスパークした。
そして快感の大きな波にさらわれた。
「ッ…!!」
何も考えきれない中で、先生が眉を寄せて―――イッたのが、わかった。
「っあ、……っは……ぁ」
その時、ちょうどチャイムが鳴りだした。
これが予鈴か本鈴かもわからない。
快感の波はまだ体中に残っていて先生に抱えられた足が抑えきれないくらいにガクガク震えてる。
アソコも、ビクビク震えてる。
「……出たくねーな」
先生が苦笑しながら呟いて、私のナカから出て行った。
「背中、大丈夫か?」
「……え?」
この前と同じようにティッシュで後始末をしてくれる先生の姿をぼんやり見ていた私は、なんのことかわからずに床に横たわったまま聞き返す。
「痛かったろ? それにシワになってんじゃないか」
そう言って先生は私の背中に手を回すと、起き上がらせてくれた。
「ありがとうございます」
ほこりをとるように背中を軽く叩いてくれる先生。
「声、結局出てたな」
クック、と楽しそうに意地悪に先生は目を細める。
「……せ、先生が急に動くからじゃないですかぁ……」
「イク寸前で怖気づいたお前が悪い」
「怖気づいたって……」
確かにあのまま自分で絶頂を迎えたよりも、先生に突きあげられて迎えた絶頂のほうが、快感の強さはものすごかった。
「そうそう、お前さ。家って厳しい? 門限とか」
「へ? いいえ。私一人暮らしなんで」
「ふーん。一人暮らしか」
先生は私に背を向けて、机の上で何か書いている。
少しして先生が一枚の紙を私に渡してきた。
見れば『保健室入室記録』とあって、そこに私のクラスと私の名前、そして今の時間が記入されてる。
「これって?」
「この学校じゃ、保健室に行ったっていう証明のためにこの用紙を担任に提出するんだよ。あとでコレ、担任に渡しとけ」
「なんでですか?」
「……お前その顔で今から授業に出る気か? まだパンツも履いてないし、そんなとろんとした顔で教室戻ったら変な噂たてられるぞ」
「へ、へんなって」
「橘さんってば一人で〜とかさ」
「はぁ? なんですかそれ!」
「ま、とにかくどうせお前のクラスは自習なんだから一時間ここで休んで戻れ。さっき鳴ってたの本鈴でもう授業始まってるし。
俺は職員室に行かなきゃいけないから一緒にはいれないけどな」
「別に一緒じゃなくって全然い……」
『いいですけど』
そう言おうとしたんだけど、先生の目がまったく笑っていない怖い笑顔で、口をつぐんだ。
「あ、忘れてた」
いくつかの本を小脇に抱えて部屋から出て行こうとしていた先生が振り返る。
そして薄い笑いを浮かべて、
「舌出せ」
「………」
「実優?」
威圧感たっぷりに名前を呼ばれて私はしぶしぶ舌を出した。
ざらりと、先生の舌が絡まってくる。
口内でなく、空気にさらされた状態で、舌だけが絡み合う。
「……ふ……っ」
最後、ちゅっと唇に触れると先生は「またな」と言って準備室を出て行った。