secret 151 ☆おまけ=いわゆるEpilogue  

「……邪魔くせぇ」
翌日の夕方、先生と一緒にマンションに帰ってきた。
驚いたことに先生の寝室にもドアがある隣の部屋が―――私の部屋になってた。
ついこの前まで書斎だったはずなのに、まるで私の部屋をそのまま持って来たみたいにそっくりインテリアされてた。
もちろん家具とか雑貨とかいろいろ違うけど。
そして、ゆーにーちゃんからもらったぬいぐるみは寝室のキングサイズのベッドに置いてあって。
「……おい、これどーにかしろ」
先生はブツブツ言っている。
「どーにかって、だってこれ抱き枕だもん。これ抱っこして寝るし!」
「はぁ? ふざけたこと言ってるなよ?」
「ふざけてないよ! 先生そっちで、このクマさん真ん中で私がクマさんのとなりで。あ、いわゆる川の字ってやつ?」
「………犯すぞ」
「はぁ!? 意味分かんない」
「お前がいみわからん。この俺よりそのクマ取るっていうのか?」
「別にそう言うことじゃ……」
「チッ、くそ邪魔い」
「……先生口悪すぎ」
「つか、お前いい加減呼び方かえろ」
「先生は先生だし!」
「なら制服着替えて、お前の部屋のシングルベッドでヤらせろ」
「……は!? 意味分かんないっ! この変態!!」
「……いい度胸だな? 覚悟しろよ?」
「え? きゃー!!!」
そうして黒い笑顔を浮かべた先生に襲われた。


………先生。

ちょっとはその性欲、どうにかしてください……ね?




☆おわり☆