secret 9 先生、ふたたび

パシッパシッッ、強く打ちつけられる腰。
グチュグチュッ、卑猥に響く粘着質な水音。
いきなり激しく出し入れされて、背中がのけぞってしまう。
「あっ…ぁッ…! だ…ダメ…ッ…、まだヤダ…ぁ…。ぁ…んん…っあッ」
ギシギシと机が揺れる。
「ん、ンン…ッ…っはっ…ぁ」
グチュグチュッ。
先生のモノにかきだされるように愛液が太ももを伝わっていってる。
「やっ…ん…ん…ッ〜ッ!」
机に押しつぶすようにしてた胸の蕾を指で小刻みに潰される。
「…あっ、あっ…ぁっ、ダメ…ぇッ! やあ、イッちゃう!」
胸と同時に、下の突起もグリグリってこねられる。
グチュグチュッ!
バシッバシッ…。
いやらしい音と熱が充満して、ゆるまることない突き上げが、さらに加速していって。
二回イッた瞬間より、大きな波が襲ってくるのを感じた。
「だっ…ダメぇ…っ! やぁ、イッ…っ、イッちゃうよぉ…っ!!」
足が激しく震えて目がチカチカする。
グチュグチュッ、グチュグチュッ。
「ッ……、実優っ……イクぞ――――ッ」
艶のある先生の声がして、その身体が背中にのしかかってきて。
グイグイ胸を揉みしだかれて、突起をグリグリこねられて、グチャグチャッと突き上げられて。
「やぁ〜ッッ!!!」
ギュッと膣内が収縮する。
先生のモノがさらに大きく膨らんでナカで爆発するのがわかった。
「っ…、…あっ…んっ」
ゴム越しに、熱く脈打った先生のモノが精液を吐き出してるのを感じる。
それからゆるゆると二三度、名残惜しそうにスライドさせ私のナカからズルりと出て行く先生のモノ。
ぽっかり開いたナカが、あれだけイッたのに寂しい。
机の下に座り込みながら、ゴムの処理を手際よくしてる先生の後ろ姿をぼんやり頬を染めて眺めた。
「大丈夫か?」
少しして身支度を整えた先生が私のそばに屈みこんだ。
「……はい」
小さく頷くことしかできない。
先生はふっと笑うと、ちゅっとキスしてきた。
「先生てキス好きですね」
「キスも愛撫の一つだからな」
優しく頭を撫でられる。
先生ってアフターフォローもばっちりなんだ……。
なんかすごい人だよね、先生って。
感心してると先生がティッシュを持ってきて、いきなり私の片足を持ち上げた。
「ひゃっ!?」
びっくりしてるとティッシュで愛液を拭き出した。
「じっ自分で出来ますっ」
「いいよ。もう拭いたし」
先生は平然と言ってティッシュを机のそばにのゴミ箱に投げ入れた。
「それにしても…」
ニヤニヤ先生が私の片足を持ち上げたままの状態で私のアソコを眺める。
じっとアソコを見つめられて、また愛液が溢れ出すのを感じる。
「まだ物欲しそうにしてるぞ? ヒクヒク動いてるし」
恥ずかしくてもぞもぞ腰を動かす。
「ぱっくり割れてるし。実優は本当にヤらしいなあ」
意地悪く先生は唇を歪める。
だけどその指は触れようとはしない。
「もう一回くらいしたいとこだけど、まだ仕事が残ってるんだよ。残念だけど今日はここまで」
ぱっと足から手を離された。
「来週には仕事も落ち着くし、冬休みも二週間後には来るし」
先生は立ち上がって壁に掛けていた上着を羽織った。
ポケットに入れてある銀フレームのメガネをかけるとニヤッと笑う。
「そしたらお前が満足するまで抱いてやるよ」

………いや、別にいいんですけど。
とは言えなかった。
半分そう思ったけど、半分は―――――


カラダが反応してたから。