secret 8 先生、ふたたび

『快感は素直に受け入れるんだよ』

昔、“あの人”が言った言葉が浮かんで、私は―――小さく頷いた。
そして、いつのまに準備してたのかちゃんとゴムをつけた先生のモノが一気に、最奥まで押しこまれた。
その瞬間―――
「やぁぁぁッッッ!!!」
ビクビクとどうしようもなく体が痙攣してイッてしまった。
「なに、実優。入れただけでイッたのか?」
「ッん……。だ……って……」
机に手をついて支えるけど、イッたせいで力が入らない。
先生が私の腰を掴むと、繋がったまま持ち上げた。
そしてイスに座る。
先生にまたがった格好になるから、自分の体重で先生のモノが奥深くまでいっちゃう。
それがすごく気持ちいい。
全然動かしてないのに。
「淫乱だな。実優は。エッチなやつだって、この前思ったけど……ナカも相当エッチだし?」
クスって笑って、ゆるく腰を揺すられる。
「やっ……、ひゃ…ァんっ…ッ」
「イイ?」
ぐちゅ…ぐちゅ…。
「激しいほうがイイ?」
先生は耳を舐めながら、今度は激しく下から突き上げてくる。
「ッ! やぁッ……ダメ……ッ」
イッたばっかりでヒクヒクしてる膣内を、パンパン…、って音がするくらいに腰を打ちつけられて。
「ッァんっ……はッ……あっ…ッ」
ゾクゾクって背中に快感が走る。
どうしようもなく、身体が、腰が揺れてしまう。
突き上げながら、プチプチブラウスのボタンを慣れた手つきで外していく先生。
グニャっと胸を鷲掴みにされて、捻るように胸の蕾をつままれて、
「やぁッ!」
耐えきれなくて先生にしがみつく。
「あんま締めつけんな。ただでさえキツいのに……ッ」
「…ッてぇ…。あん…っ」
締めるな、って言うくせに先生の手はグニグニ胸を揉み続ける。
「実優」
呼ばれて見上げたら、キスされる。
口内を激しく犯されて。
「っ……ふ…ッ……ぁッ…」
グチャグチャ。
ナカも激しく突かれて、かき混ぜられて。
「ぁ……ッ……んっンン…ッ」
キスも突き上げも激しいから、鼻だけの呼吸は酸素が足りなくて、頭が真っ白になってくる。
グチャグチャグチャグチャ。
卑猥な粘着質な音。
クチュクチュ。
舌と舌が絡まって、唾液が口の端からこぼれ落ちていって。
「もう一回、イケ…」
先生の声が、ボンヤリ聞こえたかと思ったら、胸を揉んでいた手が、下に潜り込んで突起をつねった。
ビクビク、足が痙攣する。
頭が真っ白になって、どこかに飛んでいっちゃいそうな強い快感を耐えるように先生に抱きついて、
「〜ッ…! イッ……っぁ…ああんッ!!」
喘ぐことしかできない中で、イッてしまった。
「すごい締めつけ。実優の中熱くて俺のに吸い付いてる」
少し息が上がった先生が掠れた声で囁く。
動きは止まっててイッたあとの余韻がジンジンと強く疼いてる。
「俺、意外に正常位が好きなんだけど、ここでは無理だしな……」
ぼそり先生が言った。
「ンっ…!」
ズルッと先生のモノが引き抜かれる。
二回もイッたのに、まだヒクヒクとアソコが蠢いてて、そしてぱっくり口を開けてるのがわかる。
「机に手、ついて」
言われるまま、のろのろと机に胸から上を乗せて突っ伏した。腕に力がはいらなかったから。
そして
「っあッ……、やぁッ…」
ズブズブと先生のモノが後ろから入ってきた。