secret 29 金曜日はパラダイス!?

「っ!! やぁっ!!」
胸の蕾と、下の突起をブルブル小刻みの振動が襲ってくる。
違和感はやっぱりで、このブラジャーとパンツにはローターが仕込まれてた。
「っあっ……やだっ」
最初から最強設定にしてるんじゃないかなってくらいの振動。
「ぁっ、……んん…ッ…や…ぁ…ッ」
強制的な快感。
手と足を縛られてるから、ただ身をよじることしかできない。
ブルブル激しく震える人工的な愛撫なのに、ツンと蕾が固くなっていくのがわかる。
そして突起からは一気に昇りつめちゃいそうな快感が全身を襲ってくる。
アソコが熱くなって、愛液が溢れていってるのを感じた。
「っひゃあ! あっ、あんっ、あっ」
強すぎる振動にガクガク腰が揺れて。
「っ、はぁっ、んっ!!」
絶頂の波が襲ってくる。
「あぁっ!! …ッ…は…、……んで…?」
あと少しでイッちゃう!
そう思ったとき、突然振動が止まった。
なんで、って先生を見つめる。
「言ったろ? お仕置きだって」
ペロリ、先生が私の唇を舐めて、舌を入れてきた。
クチュクチュと舌を絡み合わせてると、胸と突起に当たるローターが振動しだす。
でもそれは弱くって、刺激が足りない。
「ふ…、…ぁ……」
熱くて濃厚なキスが終わって、先生をぼんやり見る。
先生は薄く笑うと、
「また後で」
って言って、私にアイマスクをつけた。
「ぁあ、そうだ。暇だろうからテレビつけていってやるよ」
「先生っ!! アイマスク外して!!  ……え……?」
テレビがつく音と、先生が部屋から出て行く音が聞こえてきた。
アイマスクのせいで真っ暗な視界。
テレビなんて見れないのに、聞こえてきた『声』に固まる。

『っあん!! あ〜っ!! イク、イク、イッちゃう〜』

演技でしょ!?ってツッコミたくなる高い喘ぎ声。
音量が大きいからか、どういうシーンかはわかんないけど、
ぐちゅっぐちゅって卑猥な音まで聞こえてくる。
『やあ!! ダメダメダメえ〜っ!!』
……正直なんか今までの快感が引いてく気がした。
のに……急にまたローターの刺激が強くなった。
ブブブ……って、激しい振動に治まりかけてた快感が呼び戻される。
「っ…あ! んん…ッ!!」
下肢部が疼いて腰が震える。
『あんっ! やあ〜!! イッちゃう〜っ!!』
『イケよ、おらおら』
『あ〜ッ!!』
「あっ…、ん…ッ、は……ん、んっ」
『じゃあつぎはこっち舐めてやるよ』
『ジュルジュル…』
『ああんっ!! イイッ!! またイッちゃう〜っ!!』
「や……っ、だぁ」
わけがわからなくなってくる。
快感が強くなって、自分の喘ぎとテレビからの喘ぎと卑猥な音に、思考が犯されてくみたい。
『あっ、あんッ!!』
『ジュルジュル』
『やあッ!! 舌気持ちイイッ!!』
「…っ…ぁ…ッ」
ビクビクって身体が痙攣する。
突起への刺激に絶頂の波が襲ってきて。
『あんっ!! イク〜っ!!』
「…ッ……ふ、…イ…ッ…ちゃ…」
ぞわぞわって刺激が脳まで走ってって。
イッちゃう!
『またイッたのかよ。おら、尻だせ!』
『……っふ…ぁアンッ!!』
「………な…んでぇ」
AV女優はイッたのに、私はイケなかった
イク寸前で、またローターが止まったから。
『やあ!! 深いッ!! ぁ、あんっッ』
『パンパンッッ』
「……ん…」
胸の蕾だけ、微弱にローターが動き始める。
だけど足りない。
二回もイキかけて、止められて、胸への小さい刺激だけじゃ、全然足りない。
『ああっ!! あんっ、あっあ〜っ』
気持ち良さそうな『声』。
『ぐちゅっぐちゅっ』
テレビから聞こえてくる卑猥な結合してる音に、身体が熱くなってく。
ぐちゃぐちゃにナカを掻き回してほしい。
突起に当たるローターが動き出した。
でもイクには足りない強さ。
『あっあっ!! 深いッ! イイッ、イイの〜っ』
女優さんの気持ち良さそうなのが羨ましい。
きっとバックから貫かれてる。
私も。私も、って思うけど手も足も縛られてるから、自分ですることもできなくって、苦しい。
そしてアソコが熱い。
ぐちゃぐちゃに蜜が溢れて、お尻のほうまで伝わってしまってる。
「…っ、せんせぇ」
呼ぶけど小さすぎてテレビからの喘ぎ声にかき消されちゃう。
それから、何度も同じことが繰り返された。