番外編 七香ツアーズin松原邸 おまけ3 

翌日の夜。
全身が筋肉痛の私。
上機嫌な先生。
「風呂入ってくる」
「……いってらっしゃいませ」
リビングを出て行ったのを確認して、脱力した。
そんなとき、ケータイが鳴りだした。
それはメールの受信音で。
羽純ちゃんからのメールだった。
「添付ある。写メとムービーだ。なんだろ?」
『女王様へ』
なんてメール書いてあるんだけど、だから一体女王様って??
きのうみんなが来たとき何があったんだろうって思いながら添付されてるのを開いた。
「………ッえ、えええ???」
写メは私が先生を押し倒してチューしてる写メで、まったく覚えてない。
慌てて次のムービーを開いてみた。
「………」
『……んっ……ぁ』
「………」
『……ンン……っ』
「………」
「………」
―――ピッ、ピピッ。
固まってムービーを見てたら、手の中からケータイが消えて。
「………」
「………」
鬼の形相をした先生が、ムービーを消去してた。
「………」
「………」
「………」
「………」
そして再びの悪夢の責めがはじまってしまったのは―――言うまでもない……?




☆ほんとに終わり☆