らぶらぶでいきましょう♪ 7

その一言にしたがっちゃう私ってなんなんだろう。
軽くむくれながら、結局先生のそばに行ってしまう。
先生はスカートを押さえてた私の手なんてお構いなしにスカートのすそをグイッと持ち上げる。
とたんに風が入り込んで冷たいし、それにじろじろ見られて恥ずかしすぎる。
喉を鳴らして、先生は携帯灰皿に乗せると目を細めた。
「エロくさい」
「先生が脱げって言ったんでしょ!」
「で? どうサービスしてくれる?」
スカートの裾から手を離した先生は今度は私の腰を掴むと引き寄せてニヤリと囁いた。
「……サービスって。ここ学校だよ?」
「ウェイトレスなんだろ? 俺にも接客しろ」
「じゃあうちのクラスに来ればいいのに」
「さっき助けてやったの誰だ?」
「……さっき心配してるとか言ったの誰!?」
「……チッ」
舌打ちするー!?
先生はそのあとため息を短くつくと私の両脇に手を差し込んで抱きあげた。
「きゃっ、な、なに」
驚く私をデスクの上に乗せる。
嫌な予感に下りようとするけどそれより早く唇を塞がれた。
両足を開いた状態でその間に先生がいるから閉じることができない。
大きく開いたらミニスカートじゃ絶対見える、見えちゃう!
もがくけど先生はきつく私を抱き締めて執拗に深いキスを繰り返してくる。
場所が場所なだけで、キス自体嫌いなわけじゃないから、気づいたら夢中になってて。
「……んっ」
頭ん中がぼうっとしてきて、身体が火照りはじめてきて下肢部が疼く。
じわじわと自分の体内から溢れてくるものを感じてキスで与えられる快感とまじわって身体が震えてしまう。
そしてその瞬間を見計らったように唐突に先生の指が私のナカに滑り込んできた。
スムーズに入ってきた指に、どれだけ濡れてるかわかって恥ずかしくなる。
ちょっと身を捩ってみるけど先生に抱き締められてるから動けないし、それに水音を立てながらナカをかきまぜてくるから力が抜けてしまう。
「……っ……は……ん」
やまないキスに頭の中が熱くぼうっとなって先生にしがみついた。
先生の首に腕をまわした―――とたんに唇が離れて、先生の指も出ていく。
喪失感に思わず身体をすり寄せて、先生を見上げる。
「……あきと?」
やめないで、って見つめることで言うと……先生はニヤっと笑って……ちょっとだけ正気に戻った。
絶対来る!
そう思った瞬間。
「サービスする気になったか?」
やっぱりな発言をしてきた。
首に回していた手を外されて先生は少し距離を開ける。
しつこい先生にため息をついて口を尖らせた。
「サービスって、なにすればいいの?」
もう絶対私が言うこと聞くまで意地悪繰り返すのはわかってる。
だから仕方なくそう言ったら先生は顎に手をあてて考えるふりをする。
絶対なにしてほしいか決めてるくせに!
「そうだな……、とりあえずブラウスのボタン外せ」
「………」
意外に普通。
ちょっとだけ拍子抜けしながら、それでも見られてる恥ずかしさにドキドキしながらボタンを外していった。
「じゃあ次に、机の上で足をM字に開いて、おねだりしてみろ」
「………」
「触ってほしいならちゃんと俺が触ってやりたくなるようなおねだりにしろよ?」
「………」
「………」
「………」
ヘンタイヘンタイヘンタイ、ヘンターイッ!!!
できるわけない、ってグッと両膝を擦り合わせるように脚を閉じた。
「おい」
ちょっと低い声で先生が凄んでくるけど無視。
「他の男にはサービスできて俺にはできないのか」
「他の男って…お客さんだし! それにサービスだからって下着つけてない状態で足開いたりしないよ!」
「当たり前だろ」
「………」
「俺だからそれなりのサービスしろって言ってるんだろ」
「………」
「それに俺はお前に奉仕しろって言ってるわけでもない。お前が恥ずかしがってる姿をみたいよだけだからな」
……それそんなに真面目な顔で言うことかな。
「それに、ちゃんとサービスしたらご褒美をやる」
「ご褒美?」
先生は頷きながら口角を上げる。
絶対ろくなことじゃない気がする。
「舐めてやる」
「……は?」
ほんとーに、この人、真面目な顔してなに言ってるんだろう!?
「なんだ、その顔」
「ヘンタイ」
「あ゛あ? そのヘンタイにいつも喘ぎまくってるのは誰だ」
「………だってここ学校!」
「学校でも何回かヤったろ」
「でも」
「ったく、ばか実優」
「ばかじゃないし! 私のほうがまともなこと言ってるし!」
ムッとして言い返すと先生はため息をついて―――手を伸ばしてきた。
ボタンを外していたブラウスを大きく開かれる。
下に着ていたキャミソールとブラジャーを二つまとめて上に引っ張りあげられて胸が不格好にさらけだされちゃう。
慌てて隠そうとしたけど両手をすかさず掴まれて机の上に押し付けられた。
先生はふっと笑うと胸の蕾をぺろりと舐めてきて思わずびくんって身体が震えてしまって。
「ほら、言え」
空気にさらされた蕾はもうすでに硬く尖っていた。
「"お客様舐めてください"」
「………」
「ほら、実優?」
もう、ほんっとうに、先生のバカ!!
って、そう思うけど―――。
「んっ、やっ」
唇が触れるギリギリのところでふっと息を蕾に向かって吹きかけてくるから、じれったさに欲求が募っていっちゃう。
「みーゆう」
先生が言葉を発するたびに生温かい息が吹きかかってきて身体がむずむずしてしまう。
言え、って先生が目で光線をビシバシだしてきてて。
「っ………う、晄人っ」
「なんだ」
「舐めてっ」
我慢できずに恥ずかしさを耐えて言ったのに―――。
「却下」
即答で返される。
「接客サービスで重要なのは笑顔だぞ。あとこの場合はおねだりなんだからそれなりにプラスαつけろよ?」
結局私がいつものように折れるっていうか押し切られるしかなくなってしまう。
意地悪く笑う先生を睨みつけて、笑顔はつくれなかったから。
「舐めて……くだい……にゃん」
プラスαってなに!?
羞恥心でテンパった私は自分でもなんで言っちゃったんだろうっていう"にゃん語"をつけてしまってた。
とたんにブッ、と先生は顔を伏せて笑い出した。
肩が震えて、我慢しようとしてるけど笑ってしまってるような感じ。
「………」
そこまで笑う?
なんかもうさっきまでのピンクな空気はなくなってきてる気がする。
「……ねえ…」
もう教室戻る、って言いかけた瞬間、先生が顔を上げて。
「んっ」
胸の蕾を口に含まれた。
「っ…やぁ」
先からビリッと刺激が走る。
先生の口内で甘噛みされて舌で転がされる。
わざと音を立てながら吸い付かれ弄られて、またあっという間に下肢部が熱く潤って行くのがわかる。
胸に顔を埋める先生の頭にキスするように顔を伏せて執拗な愛撫に吐息をこぼした。
胸の蕾から何度も電流に似た快感が全身にめぐって、無意識に脚をすり合わせる。
先生は私の胸に吸いついたままそれに気づいたように私の両足を抱えて机の上に乗せた。
自然と開いた形になったその中心に指が触れて、浅く挿入されてクチュクチュと卑猥な水音が響いてくる。
もうそれだけでまた蜜がたくさん溢れだすくらいに私の身体は先生に従順になってる。
奥には挿ってこないで、ずっと浅く触れてくる指がもどかしくて恥ずかしいけど先生に腰を押し付けて、先生の名前を呼ぶ。
「なんだよ」
ちらりと視線を上げた先生は相変わらず意地悪く笑ってるけど―――。
「……舐めてください…っ」
もうさっきまでの反抗する気力もなくって、ちょっと涙目で先生に懇願しちゃう。
しょうがないな、なんてわざとらしくため息をつきながら先生がさっきまで指で触れていたところに見せつけるように舌で触れる。
指とは違う熱くてざらっとした感触が溢れてる蜜をゆっくり舐め取って、ぷっくり存在を主張してる突起を強くなぶってきて。
「…っ、ぁ……っんん」
気持ちよさに脚が震えて、先生の髪に手をさしいれた。
意外に柔らかい先生の髪を引っ張らないように気をつけながら、でもしがみつくように力を込めてしまう。
先生の熱い吐息が濡れたソコにかかって、食べられちゃうんじゃないかって感じに吸い上げられて、どんどん蜜が溢れて止まらない。
「あき……っ、んっあ……」
ぎゅっと先生の髪を掴んで、名前を呼んだら、それが合図だったかのように舌がナカへと入ってきて這いまわってきた。
目の前がくらくらして頭の中が何度も真っ白になりかける。
「っ、……ん……ぁ!」
先生に抱えられた脚もびくんびくんって痙攣して、絶頂の波が押し寄せてきてるのを感じた。
文化祭の賑やかな喧騒がここまで微かにだけど聞こえてくるのに、この部屋に充満してるのは甘い空気と先生が蜜をすする音で。
ナカを犯す先生の舌にあっけなく達してしまいそうになってる。
ううん、もう―――。
「……あっ……や、あ……っ、んっ……!!」
太股の内側をなぞるように先生の指が移動して、舌で弄りながら突起をその指がひっかいてきて。
ビリビリと激しい刺激が一瞬で全身をかけぬけて。
あっけなく背中をのけぞらせながら絶頂に達してしまってた。